2013年3月28日木曜日

スローセックス実践講座6

スローセックス実践講座(26)―お尻への愛撫-側面、臀部、割れ目に分け丹念に

彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座 
スローセックス実践講座 老いも若きも男性は女性のお尻が大好きです。基本的に興味を示すパーツは性感帯が集中している部分。その点では、男性の本能もまんざら捨てたものではないのかもしれません。

 ちなみに、脳科学的な解析によれば、オッパイ好きよりもお尻好きの男性の方が、性的成熟度が上位とか。経験豊富な中高年の男性ならば、お尻派が多数を占めるのではないでしょうか。ただ、肝心の“お尻への愛撫(あいぶ)”テクニックとなると、「好きこそモノの上手なれ」ということわざは、当てはまらないようです。

 これは、当スクールで男性受講生から話を聞いてわかったことですが、女性のお尻を性的対象とはみても、性感帯として認識している男性が驚くほど少ないのです。それを裏付けるように、女性に性感帯のアンケートをとった場合、「お尻」という回答がほとんど見受けられません。

 男性受講生に普段通りの愛撫をしてもらうと、問題がはっきり浮き彫りになります。10人中9人までが、女性をあおむけの状態でしか愛撫をしないのです。うつぶせにして女性のカラダの背面まで愛撫するという知恵がないため、お尻は蚊帳の外状態。これではいけません。女性をリラックスさせるという意味でも、前戯はうつぶせから始められることをオススメします。

 さて、具体的にお尻の愛撫法ですが、隅々まで愛撫を施すために、お尻の側面、臀(でん)部、お尻の割れ目の3つのパーツに分けて、それぞれを丹念に愛撫してください。

 側面は、骨盤のエッジから大たい骨がジョイントしている部分。女性の足の間にポジションをとって、両手でお尻の左右を、ゆったりと楕円(だえん)を描くようにアダムタッチします。

 臀部は、お尻のおわん状の部分。手をお尻の形に合わせてやや丸みをつけて、円を描くように愛撫してください。

 最後の割れ目は、いわば女性器への裏口ルート。女性の心理として、表側からよりも裏側からの方が、羞恥(しゅうち)心や禁忌感が相乗的に作用して、いっそう興奮度が高まります。

 うつぶせの女性に少し脚を開いてもらい、手刀をお尻の割れ目にゆっくりと差し込むようにして、指先で谷間の側面をソフトに刺激します。ポイントはアナルに触れないようにギリギリの軌道を通ること。このとき、女性の反応をじっくり観察してみてください。アナル愛撫への関心度がチェックできます。

 お尻は見て楽しむだけじゃなく、ちゃんと触ってあげましょう。あっ、電車の中では絶対にダメですよ。

スローセックス実践講座(27)―優れた性感帯は

スローセックス実践講座 年齢と経験を重ね、女性を責めることに喜びを感じはじめた中高年世代でも、見落としている性感帯が“足”です。今、サラリーマンやOLの間でフットマッサージが静かなブームですが、足には無数のツボがあると同時に、数々の性感帯が隠れているのです。

 さて、アダムタッチは、女性のデリケートな性感にマッチした愛撫(あいぶ)法ですが、特に効果的な部位の3大要素というのがあります。

 それが、
(1)骨に近い部分(鎖骨や肩甲骨など)、
(2)カラダの裏側(背中やひざ裏など)、
(3)カーブのきつい部分(肩口から腕のラインなど)。
察しのいい読者ならもうおわかりのはず。足はこの3大要素をすべて含んでいるのです。

 まずは足の甲。足の甲全体を“小さな長方形”に見立てて、人さし指、中指、薬指の3本で、楕円(だえん)を描くように隅々まで愛撫してください。この時のポイントは、ただ足の甲だけを愛撫するのではなく、楕円軌道の中に“くるぶし”を含めること。
 くるぶしは直径4センチほどの小さな出っ張りですが、男性が思っている以上に優れた性感帯で、指先がくるぶしを通過することで、相乗的に女性の感受性を増幅させます。

“かかと”“土踏まず”“足の側面”は、皮膚が硬い部分なので、鈍感なイメージがあるかもしれません。しかし、ここもアダムタッチを使えば、超優秀な性感帯に変貌(へんぼう)します。人さし指と中指をメーンに楕円形を描くように愛撫します。強い愛撫ほど気持ちいいという間違いの毒がまわった脳を、優しく微弱な愛撫で、解毒してください。

 盲点なのが“足の指の付け根”。愛撫法は、人さし指と中指の2本の指先をスライドさせながら愛撫します。女性が気持ち良さそうな反応を示しはじめたら、今度は指を1本にして同じように愛撫を続けてください。狭い部分を愛撫するときは、指1本だけの方が、女性も責められているポイントに快感センサーを集中させることができるのです。「ゾクゾクするような快感が子宮にまで届きそうな感覚」と表現してくれた女性もいらっしゃいました。

 最後に裏技をひとつ。それが、“足の指のまたの愛撫”です。やり方はとても簡単。足の裏の方から、足の指の間に、グリグリと人さし指をねじ込むだけ。これをすべての足の指の間に対して繰り返し行います。ポイントは、自分の指をペニスに、女性の指またを膣に見立てて、挿入しているようなイメージを持つこと。まさにバーチャルな挿入感が、女性の理性を丸裸にさせる上級テクニックです。

 ぜひお試しください。

スローセックス実践講座(28)すぐに乳首に触れず、じらして感度アップ

彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
スローセックス実践講座 当スクールには20―60代までさまざまな世代の男性が訪れますが、オッパイへの執着は、若い世代より熟年世代の方が強いようです。亀の甲より年の功(巧)で、それなりのテクニックを期待するのですが、熟年男性のオッパイ愛撫(あいぶ)は、“乳離れ”にはほど遠い、間違いテクニックの巣窟(そうくつ)なのです。

 一般男性が、とかく多用するのが“もむ”という愛撫法です。しかし、乳房のふくらみを形成している脂肪には神経がないため、どんなにもみしだいても、その刺激はほとんど快感に転化されません。楽しんでいるのは男性だけ。大多数の女性は、気持ち良いどころか、「わしづかみにされても痛いだけ」、「もんでいるときのらんらんとした目が怖い」というのが、本音です。

 スクールでも、若いモデルさんの胸の谷間にずっと顔をうずめて、放心したかのように恍惚(こうこつ)とした表情を浮かべる中高年をたまに見かけますが、もはやテクニックですらない「キショイ(気色悪い)」行為です。

 乳房で女性が感じるのは、表面の皮膚です。ここには神経が走っているので、アダムタッチによって、たちどころに高感度な性感帯に変貌(へんぼう)します。乳房の裾野をスタート地点にして、指先が肌に触れるか触れないかの超ソフトなタッチ圧で、渦巻き状の軌道を描きながら、頂上の一歩手前の乳輪に接近するように愛撫しましょう。

 ポイントはすぐに乳首に触れないこと。頂上手前まで登ったら下山して裾野から再スタート。この行程を何度も繰り返すことで、まったく触れていない乳首の感度が数倍以上に跳ね上がるのです。これがじらし効果です。

 乳首じらしでもっと効果的になのが、“乳輪への愛撫”です。人さし指と中指の2本で、“乳輪だけ”を丹念に愛撫します。ここでも絶対に乳首には触れてはいけません。乳輪をクルクルと数回愛撫したら、またスタート地点に戻る愛撫を3回以上は続けましょう。女性からの「お願い、もう触って」という懇願を、平然とスルーするくらいの大人の余裕が、単なるスケベオヤジを魅力的な熟年に脱皮させるのです。

 また乳房には、隠れた名店的性感帯が潜んでいます。それが、脇の下と乳首を結ぶ幅5センチのライン上の下にある“胸筋”です。有効なのはバイブレーション愛撫法で、中指と薬指を直角に曲げて、部位に対して垂直に指先でリズミカルな振動を与えてください。手の重みを利用して指先を1センチ程度押し込むように愛撫するのがコツです。

スローセックス実践講座(29)正しい技で「絶叫するほどの快感」

彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
sex20080328_01.jpg 女性の乳首が、クリトリスに次いで敏感な性感帯であることは、男性なら誰もがご存じのことでしょう。しかし、実は、これが落とし穴。感度が良いばっかりに、男性のテクニックが稚拙であっても、女性はそれなりに感じてしまうのです。それを見て男性のほうも、正解が出せたと錯覚して、テクニックが幼稚園レベルで止まってしまう。

 皮肉にも、乳首の優秀な性的感受性が、男性の“間違った自己流”を世にはびこらせる要因のひとつになっているのです。

 もしも“性感ミシュランガイド”があれば、乳首は間違いなく3つ星級の超一流性感帯です。乳首を愛撫(あいぶ)したとき、「アハ~ン」程度の“中の中”クラスの反応が返ってきたくらいで満足してはいけません。

 ちなみに私とセックスした女性のほとんどは、乳首で絶叫します。そして「こんなに乳首が気持ちいいなんて知りませんでした」と口をそろえます。断っておきますが、私は自慢話をしたいのではありません。絶叫するほどの快感こそ、乳首本来の能力なのです。

 私と一般男性の違いは、乳首に対する正しい知識と、正しい愛撫法を知っているかいないかだけなのです。今回は、間違いを正していきます。

 第1のポイントは、乳首に触れるタイミングの問題。一般男性の多くは、セックスが始まるやいなや乳首に触れてしまいますが、これがすでに間違いの始まり。タイミングが早すぎます。

 私は、当スクールの受講生には、「乳首愛撫までに最低でも20分以上はかけましょう」と指導しています。すると受講生たちは、「エッ、20分も乳首に触れないで、それまで何をすればいいんですか?」と、驚き戸惑いますが、これまでの初級編の講義を振り返ってください。顔、腰、背中、首筋、肩、足、太ももなど、女性の体は無数の性感帯であふれています。

 乳首到達までにやるべきことはいくらでもあります。なるべく乳首から遠いポイントから徐々に乳首に近づいていくように、じっくりと急所の外堀を埋めていく作業を楽しむことが、乳首の感受性を最大限まで引き出すこつなのです。

 第2はテクニックの問題。一般男性はとにかく吸ったりなめたりが大好きですが、これはまさに赤ちゃんレベルの自己満足テクニックです。オーラルがダメとはいいませんが、的確な愛撫の実践には、舌よりも圧倒的に器用な指のほうが有利であるという性感愛撫の基礎知識の欠如と言うほかありません。

 次回は、正しいフィンガーテクニックをご指南します。

スローセックス実践講座(30)触れる、たたく、こねる…9つのテク

彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
スローセックス実践講座 今回は9種類の乳首愛撫(あいぶ)フィンガーテクニックをご紹介。

 まずは、基本となる“タッチ愛撫”。乳首の先端を、中指の先端(つめの先)と指腹の中間地点で、そっと触れるように愛撫します。ポイントは超微弱な刺激であること。一般男性の愛撫は概して強すぎます。“微弱”から愛撫をスタートさせて、“強弱の幅”を広げることで、乳首の能力を最大限に引き出すことが可能となるのです。

 タッチ愛撫のコツは、親指を乳房の裾野に置いて“支点”を設けること。支点があることで、タッチ圧の調整が容易になると同時に、バラつきのない安定した刺激を供給できます。この手の形は、乳首愛撫の基本フォームですのでしっかりマスターしてください。

 2番目は、“タップ愛撫”。乳首の先端を中指でリズミカルにトントンと軽くたたくように愛撫します。もっとも敏感な、“先端の中心点”に触れることを意識して行ってください。

 3番目は“すり愛撫”。中指を小刻みに前後させて、手前に引くときに乳首の先端をするように愛撫します。愛撫のテンポは、1秒間に3回程度が理想的です。

 4番目は、“こね愛撫”。中指で乳首を根元から引き倒したり押し倒したりしてこねるように愛撫します。前後だけではなく、左右やななめなどあらゆる方向を試して、感じやすい角度を探ることも忘れずに。

 5番目はその発展形の“ロール愛撫”。中指で根元から倒した乳首を右回転運動でローリングさせます。

 6番目は、“つぶし愛撫”。親指と人さし指で、乳首が逆三角形状になるまで押しつぶすように圧迫します。軽い痛みが、女性のM性を引き出す愛撫法です。

 7番目はその発展形の“ひねり愛撫”。つぶしたまま、左右にひねるように愛撫してください。

 8番目は“ピンチ愛撫”。人さし指のつめ側と中指の指腹で、乳首の側面を挟んで上に引っ張り上げます。挟んだ乳首が自然に指から離れるまで、強い圧をかけ続けるのがポイント。

 9番目は、“バイブ愛撫”。乳首に対して垂直に立てた人さし指と中指を、人が駆けっこをしているときの足のように小刻みに前後させて、乳首全体に振動を与える最強の愛撫法です。ここまで的確な愛撫が実践できれば、ほとんどの女性は絶叫にいたるはずです。

 9種類のフィンガーテクニックを習得し、“吸う”“なめる”だけでは遭遇できなかった女性の性感に触れてください。


0 件のコメント:

コメントを投稿